本川じゃがいも

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更新日 : 2016/12/02



本川地区には古くから地元で育てられている「幻のじゃがいも」が存在します。平地が少なく土質もそれほど良くはない本川地区の畑で作られる本川じゃがいも。決して大きく育ちませんが、その代わりに他のじゃがいもでは味わえない独特な特徴を持っています。「餅のような」と形容されるほどのモチモチ感、それが本川じゃがいもの特筆すべき食感です。本川じゃがいもは煮崩れしにくく、地元の人は皮のまま塩ゆでにして食べますが、荷崩れはほとんどありません。また、冷めても美味しく食べることができるため、お弁当のおかずとして最適です。
種は若干平べったい楕円形ですが、メークインほど細長さはなく、まさに「地元ならではの品種」と思しきものとなっています。これを他の土地に持っていって栽培しても同じような食感にならないと言われており、これが「幻のじゃがいも」たる所以となっています。また、売り物として提供されるのは普通のじゃがいもと同じような色と形ですが、地元では「赤いも」と呼ばれる、少しさつまいもに似た色の品種もあります。比較的エグみが強いので売り物としては好まれないようですが、今でも続けて地元の方が栽培されています。

少量生産ゆえ、本川でしか味わえない幻のじゃがいも。本川に来た際には是非お召し上がりください。